【クラミジア】浮気バレが怖いならクラリシッドとジスロマック

クラミジアと耐性菌

■クラミジアと耐性菌のお噺
日本で性感染症罹患数が一番多いのが性器クラミジアです。特に若者の間で増え続けている100万人超えの性感染症ということが報告される性病です。またこの感染症で問題となっていることが、耐性菌です!どの薬が最も優れているかという考え方で投与するのではなく、自分が感染した原因菌が耐性を得ていない薬が効くということになります。そのため、一番新しく承認されたジスロマックでも耐性菌が出ており、耐性を持たない薬に当たるまで何回も薬を変えて治療を続けなければならない人もいます。長い場合は1か月以上も薬を変更して飲み続けなければならなかったりします。
では、薬剤耐性菌はどのように作り出されると思いますか?その仕組みを知ることは早期完治へと繋がりますので、何に注意しなければならないのか知識を深めてみましょう。
まず、確実な治療として、抗菌剤を適切な濃度(用量)で、適切な期間きっちりと守って投与すれば、効果的な抗菌力で細菌は増殖をストップし、死滅へと至ります。しかし、それとは逆に中途半端に服用し、途中で自己中断をすることが耐性菌を作り出す原因になるんです。そのカラクリはというと、死滅するほどではない程よい濃度、程よい期間で投与されたまあまあの抗菌力は、細菌にとってはちょうどよい抗菌トレーニングになってしまうわけです。その結果が薬が効きにくい菌だけが生き残る、つまり耐性菌の完成です。
症状が軽快したから、あるいは薬が切れたのに病院へ行かず、間隔をあけて薬をもらいに行ったりする行為、あるいはまた、そのような行動をとる人が増えると、淘汰を繰り返し多剤耐性菌やより強い耐性菌を増やしていくことに繋がりますので、一度治療を開始したら、途中退薬にならによう気を付ける必要があるんですね。
■クラリシッドの飲み方
クラリシッドやジスロマックはクラミジアの第一選択薬として投与されるマクロライド系抗生剤です。同じ系統に属す2つの薬ですが、クラリシッドは200mg/回を2回/日服用し、1日トータル用量400mgを1~2週間投与が必要とされています。一方ジスロマックは1000mgを1回をたった1日の服用だけで、1週間の抗菌力を発揮するというものです。医師によっては1週間または2週間ずつ2つの薬を投与する場合があるので、治療スケジュールを聞き、耐性菌に怖がらず、しっかりと完治を目指しましょう。